2025/06/20
民泊の内装はどうコーディネートすべき?魅力を高めるポイントやデザイン事例を解説

民泊を改装しよう、あるいは開業しようというとき、悩みがちなのが内装です。
内装で他の民泊との差別化を図ることができ、どのような内装を採用するかで、利用者をどれだけ招けるかも変わってきます。
この記事では、民泊とは何かという基本的なところから、具体的な内装、内装作りのポイント、デザイン事例まで、詳しく解説します。
民泊の内装でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
民泊とは?
民泊とは、住宅の一部や全部を利用し、宿泊サービスを提供する施設のことです。
民家を貸し出すことも、マンションの一室を貸し出すこともあります。
さまざまな開業方法がありますが、住宅宿泊事業法による届け出で開業するのがもっとも簡単といわれます。
コロナ禍以前のメイン利用者層は外国人観光客だったものの、現在は日本人旅行者が増えており、日本人向けの対策は必須になりました。
ただし、インバウンド需要で外国人の旅行者が増えている地域もあります。
また、民泊をつなげてくれる「Airbnb(エアビーアンドビー)」が世界的に利用されるようになったことで、引き続き外国人観光客の対策も重要になっています。
民泊の内装が重要視される理由とは?
民泊の内装が重視される理由は、主に下記の3つです。
- ・印象が良くなれば集客につながる
- ・顧客満足度を高めればリピーターが獲得できる
- ・SNSでの拡散が戦略上重要なこともあります。
現在、インターネットは集客に欠かせず、内装を含む民泊の情報は、多くの人がホームページや旅行サイトなどで確認しています。
内装で好印象を得られれば、「泊まってみたい」という気持ちを呼び起こすきっかけになるはずです。
また、実際に泊まってみて、民泊の内装に対する満足度が高ければ、「また来よう」というリピーターの獲得にもつながるでしょう。
さらに、内装はSNS戦略にもつながっています。
利用者が見栄えする民泊の内装を投稿してくれれば、それが利用者急増のきっかけになることもあります。
民泊の内装工事をするメリットやデメリットとは?
民泊の内装は、集客やリピーター獲得などの面で大切です。
ただ、内装工事にはメリットとデメリットがあるため、比較したうえで内装工事をおこないましょう。
ここでは、内装工事の主なメリットとデメリットを見ていきます。
民泊の内装工事のメリット
民泊の内装工事をするメリットは、利用者の需要に合わせた内装にできることです。
例えば、外国人観光客の「和風の部屋に寝泊まりしてみたい」という需要や、日本人観光客の「非日常感や異国情緒あふれる部屋に泊まりたい」という需要に合わせられます。
利用者の需要に合った内装に改装することで、おもてなしの質が上がり、利用者の満足度を高めることができます。
もちろん、古くなった設備を新しくするだけでも、満足度を高める効果が見込めるはずです。
しかし、利用者層が過去と現在で違う場合は、ぜひ内装の変更まで検討しましょう。
民泊の内装を、少し変わったテーマやコンセプトを設定して改装することで、他の民泊との差別化も図れます。
民泊の内装工事のデメリット
民泊の内装工事をするデメリットは、まず時間がかかってしまうことです。
内装工事の規模によっては、工事開始から1~2ヶ月ほどは、宿泊サービスを提供することができなくなります。
時間がかかると、民泊にとってのかきいれ時といわれる、大型連休や観光シーズンに差し掛かってしまうこともあります。
そのため、かきいれ時の前には内装工事を終えられるよう、スケジュールに余裕を持って依頼し、かつスピーディに進める必要があるでしょう。
また、当然ながら内装工事にはコストがかかる点もデメリットといえます。
間取り変更のために壁を撤去したり、高級素材を使って民泊全体を改装したりといった大掛かりな内装工事をすれば、相応にコストが大きくなってしまう点に注意が必要です。
参考にしたい民泊の内装デザイン・スタイル
民泊の内装と一口にいっても、そのデザインやスタイルにはさまざまな種類があります。
ここでは、民泊に使える内装デザインやスタイルについて、ご紹介します。
ナチュラルモダン
ナチュラルモダンは、「ナチュラル(自然)」と「モダン(今風)」という、2つのスタイルを組み合わせた内装デザインです。
ナチュラルスタイルは、木材や麻(リネン)、綿(コットン)など、自然素材を多用した、柔らかな印象のデザインを指します。
色合いからも、温かみや優しさが感じられるのが特徴です。
一方でモダンスタイルは、金属やガラスなど無機質な素材を多く使い、直線的でシンプルな、スタイリッシュさを感じさせるデザインとなっています。
ナチュラルモダンの内装は、ナチュラルスタイルの柔らかな印象と、モダンスタイルの洗練された印象を組み合わせます。
ベージュやアイボリー、ライトグレーなどの色合いや、自然素材で柔らかな印象を取り入れつつ、今風の家具やインテリアなどを設置し、印象を融合させるのがポイントです。
北欧スタイル
北欧スタイルとは、北欧諸国を参考にした内装デザインや、スタイルのことです。
北欧にはさまざまな国がありますが、デザイン大国といわれるデンマークやスウェーデンなどは、特に参考にされることが多いでしょう。
いずれの国も過度な装飾がなくシンプルで、無駄を削ぎ落した機能美が感じられる内装デザインになっているのが特徴です。
白やグレーなど、柔らかな色が使われた北欧家具やインテリア、動植物をモチーフにした北欧風のアート作品などを用いると、北欧スタイルらしくなります。
素材としては、ウールやレザー、ファブリックなどを取り入れると良いでしょう。
また、自然に囲まれたデンマークは、チーク材のような高級木材が使われた家具も人気で、オーク材(特に無垢材)なども用いると、より雰囲気が出るはずです。
ブルックリンスタイル
ブルックリンスタイルとは、ニューヨークの中でも、工業地帯として栄えていたブルックリン地区が発祥の内装デザインや、スタイルのことです。
工業地帯で生まれた内装だけあって、古い倉庫や、使われていない工場を改装したような、武骨さやスタイリッシュさが感じられるデザインとなっているのが特徴です。
また、ブルックリンに大規模な工場が数多くあったのは1920年代のため、家具やインテリアでレトロ感やヴィンテージ感なども漂わせるのが、雰囲気を出すポイントです。
金属素材やレンガ、古い木材、革製品、レトロ家具やヴィンテージ家具などを用いると、よりブルックリンスタイルらしさが出せます。
色合いは、黒やダークブラウン、レンガ色などを使うと良いでしょう。
カリフォルニアスタイル(西海岸スタイル)
カリフォルニアスタイルとは、アメリカ合衆国の西海岸にある、カリフォルニア州が発祥の内装デザイン、スタイルのことです。
吹き抜ける風を感じられそうな開放的な空間作りと、海や空を連想させる青や、雲や波を連想させる白が取り入れられているのが特徴といえます。
壁紙に大胆に青を取り入れたり、白塗りの木材を使ったり、リネンや木材などの自然木材を活用するのがポイントです。
間仕切りを置かない、オープンシェルフを採用する、西海岸の観葉植物をインテリアとして設置する、大きな窓で自然光や風を取り入れるなどすると、より雰囲気が出ます。
また、ヴィンテージ感もあると良いため、ヴィンテージ家具やインテリアを置くことも検討しましょう。
デニム生地のように生活に即した素材や、ローソファのようにリラックス感のある家具も活用してみてください。
和モダン(和風モダン)
和モダンとは、和風の部屋を、今っぽく仕上げた内装デザインのことです。
伝統的な和の内装には、美意識や上品さを感じられますが、畳や障子などを使った本格的な和室だと、人によってはあまり落ち着けないことがあります。
そのため、洋風の家具やインテリアなどを取り入れて今風にアレンジし、落ち着きやすい雰囲気にしたのが和モダンです。
外国人観光客は日本らしい雰囲気に触れられ、日本人観光客は馴染みやすくリラックスできる内装になるというメリットがあります。
ローソファやローテーブルを用いたり、色合いは黒やこげ茶、抹茶色などを使ったりすると、日本らしい和の雰囲気が強調できます。
また、和の雰囲気を演出したいのであれば、木材が使われた家具や、竹が使われた和風インテリアなども検討しましょう。
アジアンスタイル
アジアンスタイルとは、アジア地域のインテリアや装飾品で飾る内装デザイン、スタイルのことです。
中国や韓国などの東アジアも含まれますが、特にインドネシアのバリ島や、タイのプーケットといった、東南アジア系の内装が取り入れたものがアジアンスタイルと呼ばれます。
そのため、南国のリゾートホテル風ともいわれており、大きな窓で自然光を取り入れる、スペースを広く取って開放感を演出する、自然素材を使うといった特徴があります。
籐(ラタン)や麻(アバカ)といった自然素材が使われた家具やインテリアを揃えるのも、アジアンスタイルらしい雰囲気が演出できるため、検討しましょう。
また、観葉植物にはバンブーを飾ったり、高品質なタイシルクやバティック(ジャワ更紗)を取り入れたりすると、雰囲気が出るためおすすめです。
ヴィンテージ風
ヴィンテージ風は、時代を感じる、古めかしく味わい深い内装デザインのことです。
製造から30年以上100年未満の製品はヴィンテージと呼ばれ、100以上年月が経っていて価値の高い製品はアンティークと呼ばれます。
ヴィンテージ風では、使い古された家具やインテリア、装飾などを取り入れて、懐かしさや非日常感を演出するのが特徴です。
1940~1960年代頃に生まれたミッドセンチュリーデザインを取り入れる他、レザーやブリキ、真鍮などが使われたインテリアを設置することでも、懐かしい雰囲気を出せます。
また、色合いは基本的に暗めで、黒やブラウン、カーキ、マスタード、ネイビーなどで落ち着いた空間を作るのがポイントです。
海外のヴィンテージ風だけでなく、日本のヴィンテージ風、近い年代の懐かしい小物を集めてレトロ風、骨董品や美術品で高級感を演出してアンティーク風など、バリエーションも豊富です。
ホテル風・エレガントスタイル
ホテル風とは、ホテルを再現したような、高級感のある内装デザインのことです。
また、エレガントスタイルとは、優雅さや上品さを演出できる、ヨーロッパ系の伝統的な内装デザイン、スタイルのことを指しています。
どちらも、民泊にありながらリッチな体験ができるという期待感が持てるのが、大きな特徴です。
エレガントスタイルは、女性に人気があるといわれます。
高級感がある洋風家具、ゆとりのある動線、統一感のある家具やインテリアなどを用いると雰囲気が出ます。
色合いの基本は、白やグレイッシュカラーです。
大理石風の床材や、ヨーロッパでも使われたダマスク柄、アラベスク柄の布などを取り入れると、よりエレガントさを演出できます。
また、間接照明を使用したり、ファブリックといった高級素材を使った家具を設置したりすると、より高級感をプラスできます。
ログハウス風
ログハウス風は、山小屋のような温かみある内装デザインのことです。
木材をメインに使うため、木のぬくもりが感じられ、自然に囲まれた民泊だとより雰囲気が出るという特徴があります。
その特徴から、アウトドアが好きな方や、DIYが好きな方にも人気です。
壁材や床材に木材を使うことはもちろんですが、家具やインテリア、窓枠や収納などにも、幅広く木材を検討してみてください。
色合いは、ブラウンを基本とし、レンガ色やグリーンなども取り入れると良いでしょう。
立地によっては、暖炉風のストーブや、キャンプ道具のようなインテリアを飾るのも、ログハウスらしい雰囲気が演出できるためおすすめです。
民泊の内装作りに大切なポイントとは?
民泊に適した、魅力的な内装を作るためには、さまざまなポイントがあります。
ここでは、具体的な内装作りのポイントについて確認していきます。
利用者を第一に考える
民泊の内装を決める際に、まず考慮したいのが、利用者のことです。
民泊の主役は利用者のため、宿泊したいと思ってもらうためにも、オーナー自身の趣味趣向を民泊内に持ち込むのは、避けた方が無難です。
また、設備が充実していることも大切といえます。
Wi-Fiが完備されている、無料洗濯機が使える、仕事専用スペースがあるなど、利用者が評価してくれる設備を備えましょう。
ターゲットを絞る
民泊に訪れる、ターゲットを絞って設定することも大切になります。
民泊に訪れるのがファミリー層か、カップル層か、観光目的の一人旅か、ビジネス目的で寝泊まりするのかなどでも、内装の雰囲気や用意したい設備などが大きく変わるためです。
ターゲットが、「何を必要としているか?」「どのような内装を好み、喜んでくれるか?」という視点で内装を決めていきましょう。
例えば、ファミリー層であれば、まず広さが必要になります。
また、直線的な家具よりも曲線的な家具が安心感につながり、家具やインテリアは高級感よりも耐久性や防汚性を重視して選んだ方が良いことがわかります。
土地や立地を考慮する
ターゲットを絞るためには、立地や土地柄も考慮しましょう。
例えば、恋人向けの観光地が近い立地であれば、自然と民泊に訪れる利用者も、カップル層に近くなってくるためです。
同様に、ビジネス街に近ければ、出張で寝泊まりする場所を探しているビジネスマンが訪れると考えられます。
京都のように古風な内装が喜ばれる土地柄もあるため、内装決めの前には、立地や土地柄をリサーチしておきましょう。
移動しやすいレイアウトにする
民泊の内装デザインを決める際には、利用者の移動しやすさも考慮しましょう。
例えば、見栄えするからと、大きな家具やインテリアを設置すると、移動しづらく圧迫感が出てしまうためです。
また、荷物が引っ掛かって邪魔になったり、下手をすると壊してしまったりということも起こり得ます。
移動に不自由さを感じないよう、ベッドやソファなど、家具はしっかりサイズを測り、部屋のサイズにあったものを上手に配置してみてください。
また、狭苦しくならないように、家具やインテリアは、敢えて空間を空けて配置し、間や余白を演出すると良いでしょう。
テーマやスタイルは民泊全体で統一する
内装は、民泊全体を通して統一したテーマやスタイルを決めてみてください。
民泊の入り口から部屋まで、全体の内装デザインが統一されていることで、一貫性が生まれ、より美しい仕上がりになるためです。
ソファや椅子なども、全体で質が統一されていると、使い心地にギャップも生まれにくいです。
また、テーマやスタイルが決まっていれば、素材や色、家具やインテリアの年代など、置けるものの予算も決まってきます。
色の使い方を理解する
内装作りでは、色の使い方を理解することも大切になります。
色は、印象を左右する大きな要素で、使い方次第でおしゃれかどうかが決まるためです。
理解したいのは、主に下記の3つです。
- 色相
- 明度
- 彩度
色相とは、赤や青、黄など、色の性質のことです。
色相を、波長順に環状にしたものは色相環といい、色の相性を判断する際に使います。
例えば、環の中で近い色同士や、環の反対にある色同士は相性が良いですが、90度離れている色は、相性は良くないというように判断可能です。
明度とは、色の明るさのことで、広く明るい雰囲気を作るなら明度を高く、狭く落ち着いた雰囲気を作るなら明度を低くします。
彩度とは色の鮮やかさのことで、彩度が高いほど賑やかさや華やかさを感じさせ、彩度が低く無彩色に近いほど落ち着いた雰囲気や高級感などを演出しやすいです。
インテリアや家具は防火性や耐久性も考慮して選ぶ
インテリアや家具は、防火性や耐久性を加味して選ぶ必要があります。
民泊は特定防火対象物にあたり、一部のインテリアは、防火性を備えていなければならないためです。
具体的には、カーテンや絨毯などは、防火性を備えた防炎物品を設置する必要があります。
また、民泊は、利用者が頻繁に入れ替わり、その都度清掃しなければなりません。
耐久性が高いインテリアや家具であれば、長く使い続けることができるため、初期費用は多少高くなっても耐久性は重視しましょう。
さらに、防汚性が高ければ、清潔で、綺麗な見た目を長くキープできます。
収納の見せ方を考える
おしゃれな内装にしようと思えば、収納の見せ方も重要になります。
扉が付いた隠す収納だけでは、見た目に圧迫感が生まれて、おしゃれさも損なってしまうことがあるためです。
オープンシェルフのような見せる収納を壁に設置すれば、収納だけでなく、インテリアや雑貨を並べる役割も持たせられます。
おしゃれに見え、空間も広々として見える、余白を作れば抜け感が生まれるなど、メリットが多いです。
照明効果を活用する
内装のおしゃれさを高めるのであれば、照明もしっかり活用しましょう。
照明は上手く活用することで、内装の雰囲気を大きく変えることができるためです。
裸電球のような無骨な照明はブルックリンスタイルに、間接照明は高級感を演出したいホテル風やエレガントスタイルに向いています。
色味に温かみがあれば懐かしい雰囲気やリラックス感を演出できるため、ファミリー層やカップル層向けになるでしょう。
色味が冷たければ作業に向くため、ビジネス用途で宿泊し、パソコン作業をおこないたい方に喜ばれます。
読書灯やベッドライト、デスクライトなども、場合によっては検討してみてください。
セキュリティ対策をおこなう
不特定多数の方が利用する民泊だからこそ、セキュリティ対策も怠らないようにしましょう。
民泊の需要は伸びており、利用者が増えれば、相応にトラブルの可能性も上がるためです。
例えば、防犯カメラの導入、保険の加入、ホームセキュリティサービスの加入などを検討してみてください。
利用者が安心して部屋を使うために、貴重品をしまえる金庫や、スマートロックのような入退室管理システムを導入しても良いでしょう。
セキュリティがしっかりしている民泊は、信頼性が高まり、リピートも期待できます。
TOMITA株式会社が手掛ける民泊向け内装デザイン事例
ここでは、TOMITA株式会社が手掛ける民泊に向いた内装デザイン事例を、3つご紹介します。
※掲載している画像は、パース(内装の完成予想図)であり、仮のものです。
某ビル 民泊新装工事
某ビルの、民泊新装工事の際にご案内したパースの一部です。
元々はオフィスが入っていたテナントを、民泊として改装しています。
大人数が宿泊する想定で計画し、広々とした空間としました。
ビルの規約上、間仕切り壁を立てることが厳しいため、腰壁や小上がり段差で空間を間仕切りしています。
また、利用者一人ひとりがくつろげる空間になるよう、照明も意識しました。
基本の照明はテナントの照明ですが、造作した小上がり段差や造作収納上部には、間接照明やスタンドライトを点在させ、落ち着ける空間を演出しています。
家具什器、インテリアなども、大人数でくつろげるものを選び、プランニングしました。
某ビル 民泊新装工事 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。
某ビル 民泊改装工事
某ビルの、民泊改装工事のご相談を頂いたときに作成した、パースの一部です。
ご相談は、バンクベッド(2段ベッド)が入っている居室に関するものでした。
バンクベッドを入れたことで、スペースを有効活用できてはいます。
しかし、バンクベッドによって居室全体のデザイン性が低くなってしまっている点がネックで、改装を希望されていました。
バンクベッドの周辺は、民泊の名前から着想を得て、点と点をつなぐようなデザインをご提案しています。
某ビル FFE工事
施工予定のお客様にご案内した、パースの一部です。
新築物件に家具が必要とのことでしたので、家具什器のFFE工事担当として、参入致しました。
新築部分の内装仕上げは、別会社によっておこなわれているため、家具は内装デザインに馴染ませることを意識しました。
パース上では、バンクベッドの構造だけでなく、ソファやテーブルなどの什器もご提案しています。
民泊の内装デザインはTOMITA株式会社にご相談ください
この記事では、民泊の基礎から始め、参考にしたい内装デザインや、内装作りのコツ、デザイン事例などについて解説しました。
民泊の内装は、利用者を募るためにも、そしてリピーターを獲得するためにも重要な役割を果たします。
上記でご紹介した内装デザインや、内装作りのコツなどを参考にしながら、ぜひ内装工事に進んでみてください。
TOMITA株式会社は、設計から施工までをワンストップで対応できる、設計・施工会社です。
また、初回ご提案時には、デザイン事例でご紹介したパース(完成予想図)や、質を維持しながらコストを抑えたVE案などをご案内できるという、他社とは違った強みがあります。
民泊の内装についてお悩みであれば、ぜひTOMITA株式会社にご相談ください。