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2026/09/29

オフィス(事務所)のリノベーション事例やメリット、費用や補助金、注意点などを解説

事務所(オフィス)のリノベーション事例紹介。リフォームとの違いやメリットとは

オフィスは、使い続けるうちに人数が増え、使い方も変わってきます。
また、内装や設備が老朽化したり、時代の変化で必要な設備が変わったりすることもあるでしょう。
このようなオフィスの課題が見つかったとき、考えたいのがリノベーションです。
リノベーションなら、「オフィスが使いづらくなってきた」、「もっとオフィスを便利・快適にしたい」といった課題を解決できます。

この記事では、リノベーションとリフォームの違い、施工事例、リノベーションのメリットやデメリット、注意点など、詳しくご紹介します。

 

目次

    1. オフィス(事務所)におこないたいリノベーションとは?リフォームとの違い
    2. TOMITA株式会社の施工事例
    3. オフィス(事務所)のリノベーションがもたらすメリット
    4. オフィス(事務所)のリノベーションをすることによるデメリット
    5. リノベーションの種類
    6. オフィス(事務所)のリノベーションにかかる費用相場
    7. オフィス(事務所)のリノベーション時に利用できる補助金・助成金
    8. 押さえておきたい補助金と助成金の知識
    9. オフィス(事務所)のリノベーションにかかる期間
    10. オフィス(事務所)のリノベーションをおこなう際の注意点
    11. リノベーション業者はどう選ぶ?選び方のポイント
    12. Wanderer合同会社インタビュー
    13. オフィス(事務所)リノベーションはTOMITA株式会社にお任せください

 

オフィス(事務所)におこないたいリノベーションとは?リフォームとの違い

知るべきリノベーションとリフォームの違いについて
リノベーションと似た言葉には、リフォームがあります。
似た意味を持っているため、その違いを知った上で業者に依頼することが大切です。

リノベーションとは、建物に新たな機能や付加価値を与える、改装工事や改修工事を指します。
具体例としては、間取りの変更、壁の耐久性を高めるための補修、断熱性を高めるための塗装などが挙げられるでしょう。

一方、リフォームは、新築時と同じ状態に回復させることを指します。
付加価値を付けることなく、壁を元通り補修する、古くなった水周りの設備を新品に交換するなどが具体例として挙げられます。
また、リノベーションは、使いやすい建物にするといった目的でおこなわれるため、工事規模が大きくなりやすいのが特徴です。
それに対し、リフォームは古くなった部分にピンポイントでおこなわれるため、工事規模は小さくなりやすいといえます。

TOMITA株式会社の施工事例

TOMITA株式会社は、多くの実績があります。
ここでは、オフィスやリノベーションに関する施工事例を一部ご紹介します。

深田様ビル リノベーション工事


お母様がお一人で住まわれていた建物を、お母様の転居をきっかけに賃貸活用されるとのことで、共有部と2F〜5F を改装させて頂きました。
以前ご自身も住まわれていたこともあり、建物への思い入れがあり、想いを引き継いだリノベーションでした。

共有部は暗い印象だったところを、照明とサイン計画で一新。
玄関扉もこだわりのカラーを選定いただき、ただの通路が印象的に変わりました。

2Fは天井をスケルトン化し、無骨な雰囲気のオフィスに。
3F以降は住宅部で、3Fはナチュラルな雰囲気の住宅に。
4F~5Fはチェリー色の床色に変え、一部をスケルトン化して、3Fとは全く異なる雰囲気の住宅に改装しました。

オーナー様も内装デザインの感度が高い方で、賃貸とはいえ、内装デザインにも力を入れて頂いたのが印象に残っています。
毎回お打ち合わせも楽しく、とても大切な一例となりました。

深田様ビル リノベーション工事 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。

TOMITA株式会社事務所改装工事


JR高架下の古いコンクリート躯体を活かしたリノベーションをおこないました。
白の塗装を基調に、ガラス張りで仕切られたダイナミックな空間に仕上げています。

ガラス張りは、ガラスの分割を最小限にし、フレームを敢えてなくすことで、より開放的な空間を演出しました。
床は、意匠性を重視したテラゾーで演出、自然素材の良さを活かしています。
オフィスの半分は「多目的スペース」として、外部の方にも利用して頂ける空間としています。

オリジナルcoffeeブース「KOYA」を設置し、普段使いは社員の洒落た給湯スペースですが、ポップアップやスタートアップとしての利用も可能です。
ピクチャーレールなども取り付けてあり、絵画や展示会もおこなえる、遊び心のある空間になっています。
三路スイッチを活用することで、一か所で全ての照明がコントロールできるようにし、社員の入退出時にも配慮したというのもこだわりポイントの一つです。

TOMITA株式会社事務所改装工事 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。

某オフィス


こちらのオフィスのエントランスは、リノベーションで和の要素を取り入れ、壁面緑化することで温かみのある空間を演出しています。
自社製品、協賛品などの展示スペースを多数設けて、企業アピールができるようにしました。
また、大型のサイネージ設置により空間に動きを持たせました。

今回こだわった社長室の本棚は、お客様好みの深いグリーンと木目の雰囲気を、染色で表現しました。
仕事とプライベートをはっきり区分けできるように、隠し扉の本棚で同室ながらも別空間を演出できるようレイアウトしているのも特徴的です。

某オフィス 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。

東洋ビューティ株式会社 佐賀工場リラクゼーションスペース


東洋ビューティ株式会社様には、「従業員の心身のリフレッシュ」をテーマに、憩いのスペースを提案させて頂きました。
さまざまなリフレッシュのシーンを想像しながら計画したリラクゼーションスペースは、小上がりの畳敷スペースとなっており、横にもなれる自由な空間に仕上がっています。

食堂は、一部吹き抜けの解放感あるカフェスペース風で、デザインコンクリート「モールテックス」左官仕上げのテーブルはこだわりの自社製作です。
ナチュラルな木目の空間に混ざることで、全体的に引き締まった印象を作り上げています。

東洋ビューティ株式会社 佐賀工場リラクゼーションスペース 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。

大和リース株式会社 名古屋営業所 VERDENIA


大和リース株式会社様の名古屋営業所は、リノベーションで「VERDENIA(ヴェルデニア)」を施工しました。
VERDENIAは、大和リース株式会社様との共同プロジェクトで、集中・リラックスできるオフィス環境を作り上げる空間サービスのことです。
VERDENIAの大きな特徴は、五感に訴えかける工夫が凝らされていることでしょう。
植物の緑を多く取り入れて、視覚的なリラックス効果を狙うだけではありません。
ハイレゾ音源やアロマ、多彩な飲み物などを使って五感に訴えかけ、科学的に効率良く・心地良く働けるオフィス空間を作り上げています。

コミュニケーションが取りやすいよう動線も調整しており、仕事の効率だけでなく、心の充実まで図れるオフィスとなりました。

大和リース株式会社 名古屋営業所 VERDENIA 施工事例の詳細はこちらをご覧ください。

 

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オフィス(事務所)のリノベーションがもたらすメリット

オフィス(事務所)のリノベーションにはどんなメリットがあるの?
オフィスをリノベーションすることで得られるメリットは、主に4つです。

業務効率が向上する

まず挙げられるのは、業務効率の向上を図れることです。
リノベーションによって、オフィス内の物の配置や間取りを変えれば、動線を最適化できるためです。

また、業務の中で抱えている問題も解決できます。
例えば、限られた会議室を取り合っているようなオフィスでは、会議室の予約を取り、それに合わせて参加する社員のスケジュールを調整しなければなりません。
このようなオフィスであれば、リノベーションによってミーティングスペースを作ったり、通信環境を整えて快適なリモート会議を可能にできたりできます。
会議室でなくても、ストレスなく会議ができる環境を作れるため、業務効率の向上が見込めます。

経費削減につなげられる

リノベーションで、経費削減につなげられることも多いです。
例えば、古いオフィスでは、消費電力が多い白熱電球が使われていて、頻繁に交換することも珍しくないでしょう。
空調設備が古ければ、電気代が余計にかかっていることも考えられます。

また、壁材や床材などが古いと、十分な断熱効果を発揮できません。
夏場は日差しの熱を防ぎきれず、冬場は熱が外へ逃げていくため、冷暖房を必要以上に動かして消費電力を増やしてしまいます。
オフィスが古いと、さまざまな点で経費がかさみますが、移転するのも大きな費用が必要です。
リノベーションで改善できれば、経費削減と移転費用の節約の両方が叶います。

社内の雰囲気が良くなる

リノベーションによって、社内を良い雰囲気に変えることもできるでしょう。
リノベーションで内装デザインを変えれば、飾り気がなく暗い雰囲気のオフィスでも、明るくおしゃれな雰囲気にできます。
それにより、普段からオフィスで過ごす社員の気分も変わってきます。

また、社内コミュニケーションの活性化も図ることが可能です。
例えば、間取りや配置を変更するだけでも、コミュニケーションが取りやすさが変わります。
さらに、無駄になっていたスペースを、休憩スペースやリフレッシュスペースにすることも可能です。
リノベーションにより、社員が明るく過ごしやすい場所づくりをおこなうことができます。

社外からの印象も好印象に

リノベーションによって、社外からの評価も高められることもメリットの一つです。
例えば、お客様が訪問したとき、綺麗でおしゃれなオフィスは好印象につながります。
デザインに企業ロゴやコーポレートカラーを取り入れれば、ブランディングになり、より良い印象を持ってもらうこともできるでしょう。

また、社内の様子はホームページやSNS、ブログなどを通して、社外に発信することも多いです。
発信された情報は、取引先だけでなく多くの人に見られるため、リノベーションをおこなうことがオフィスの強みになります。
インターネット上に公開された情報は、求人に応募する方も見るため、採用力の強化にもつなげることが可能です。

 

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オフィス(事務所)のリノベーションをすることによるデメリット

オフィス(事務所)のリノベーションをする際に気を付けたいデメリット
オフィスのリノベーションには、メリットもある一方で、デメリットもあります。
ここで、リノベーションのデメリットを2つ見ていきます。

リノベーション工事中は業務の妨げになることがある

オフィスの一部をリノベーション(後述のポイントリノベーション)する場合、業務の妨げになることがあります。
例えば、下記のようなことが起こり得るためです。

  • ・業務中、大小さまざまな作業音が聞こえてくるため、集中しづらくなる
  • ・電話中に音が入り、聞こえづらくなったり、聞き返しが発生したりする
  • ・防音対策が十分でない会議室だと、作業音が響いて、会議がしづらくなる
  • ・業者が出入りするため、入退室管理や、情報漏えい対策が必要

上記のような問題があると、オフィスでの業務が捗らないことがあります。
このような事態に備えて、オフィスによってはリモートワーク可能な環境を整えたり、仮オフィスを手配したりといった対策が求められます。

一時移転先の用意が必要なことがある

オフィス全体をリノベーション(後述するフルリノベーション)する場合、一時的な移転先として、仮オフィスを用意する必要があります。
自社ビルの建て替えや、オフィス全体のリノベーションとなれば、工事期間中にはオフィスに立ち入れないためです。
企業によっては、リモートワークで対応でき、在宅勤務で事足りることもあります。
しかし、取引先が頻繁に訪れる、チームで作業するなど、環境を整える必要があれば仮オフィスを用意しなければなりません。
仮オフィスの手配が負担であれば、ポイントリノベーションで少しずつリノベーションを進めるという手もあります。

また、自社ビルでなくテナントに入っている状態であれば、現在のオフィスにこだわらず移転先を探し、そちらの内装工事をした方が良いこともあります。

リノベーションの種類

リノベーションにはどのような種類がある?
リノベーションは、下記の3種類に大きく分けられます。
ただし、明確に定義が決められているわけではなく、リノベーション業者によって、何を意味しているかが異なる場合があります。
依頼前には、名称だけでなく、リノベーション工事の内容そのものにも注目してみてください。

フルリノベーション

フルリノベーションとは、「リノベーションを全体的におこなうこと」です。
費用や工期はかかるものの、メリットが多くあります。
例えば、オフィス全体に統一感を持たせられる、オフィスの課題を解決しやすい、場合によっては間取りまで変更できるなどです。
オフィスがさまざまな課題を抱えている場合は、フルリノベーションがおすすめです。

なお、内装や設備など目に見える部分のみに手を加えるのは「表層リノベーション」、床や壁の下地、電気配線など、目に見えない部分まで手を加えるのは「スケルトンリノベーション」といいます。
同じフルリノベーションでも、どちらを選ぶかで工事の規模や期間、費用が変わるため、必ず業者に確認するようにしましょう。

ポイントリノベーション

ポイントリノベーションとは、「リノベーションを部分的におこなうこと」です。
壁や天井、柱まわり、水周りなど、必要な部分に限定してリノベーションをおこなう場合は、ポイントリノベーションと呼ばれることが多いです。
必要な箇所に限ってリノベーションをおこなうため、費用を抑えられる、工期が短くなるといったメリットがあります。
オフィス全体に手を加えなくても、一部を変えるだけで課題が解決する場合は、ポイントリノベーションがおすすめです。

スケルトン

スケルトン
「スケルトン」とは、業者によって意味が異なりやすい言葉の一つです。
例えば、業者によっては、スケルトン工事とフルリノベーションをおこなう「スケルトンリノベーション」を指していることがあります。
また、基礎部分を残して内装や設備を全て取り払う「スケルトン工事」を指すこともあるでしょう。
さらに、スケルトンオフィスやスケルトン住宅などのようなリノベーションをおこなう、「スケルトン化」を指すこともあります。
スケルトン化は、壁材や床材をはがし、建物の骨組みを見える状態にするリノベーションです。
無機質さや無骨さがおしゃれで、開放感があることや内装自由度の高さなどから、昨今のベンチャー企業に人気があります。
「スケルトン」が何を意味しているかは業者によって異なるため、工事の内容について、しっかり確認するようにしましょう。

▼スケルトン物件に興味がある方は、こちらもご参照ください。
名古屋の店舗内装工事 TOMITA(トミタ)株式会社|全国での施工実績多数 | スケスケスケルトン物件!で自分好みリノベしませんか? (tomita-project.com)

オフィス(事務所)のリノベーションにかかる費用相場

オフィス(事務所)のリノベーションの費用感について知ろう
では、オフィスのリノベーションには、どの程度の費用がかかるのでしょうか。
ここでは、リノベーション工事にかかる費用について見ていきましょう。

リノベーション工事の費用相場

オフィスのリノベーションは、坪単価10~30万円が相場です。
そのため、10~50坪では、下記のように計算できます。

  • ・10坪…100~300万円
  • ・20坪…200~600万円
  • ・30坪…300~900万円
  • ・40坪…400~1,200万円
  • ・50坪…500~1,500万円

上記はあくまで例で、リノベーション工事の内容や、使用する素材などによって大きく変わる点に注意が必要です。
特に、部分的なリノベーションと間仕切り・設備を含む全面的なリノベーションでは工事範囲が異なるため、相場を上回ることもあり得ます。
実際の費用は、現地調査と施工範囲の確定後に出される本見積もりで確かめることが大切です。

居抜き物件とスケルトン物件でも違う

また、リノベーション工事の坪単価は、既存の内装・空調・電気設備をどこまで活用できるかによって大きく変わります。
そのため、居抜き物件かスケルトン物件かで大きく異なります。
内装や設備がほぼそのまま使える居抜き物件であれば、上述の通り坪単価10〜30万円が相場です。

しかし、スケルトン物件の場合は、再利用できる内装や設備がありません。
そのため、スケルトン物件は、坪単価30〜60万円が相場になります。
さらに、スケルトン物件かつこだわりのデザインにするのであれば、坪単価60〜100万円と考えておきましょう。

オフィス(事務所)のリノベーション時に利用できる補助金・助成金

オフィス(事務所)のリノベーションには、補助金や助成金が利用できるって本当?
オフィスのリノベーションには、さまざまな費用がかかるため、補助金や助成金を活用しましょう。
ここでは、2026年時点で利用可能な、主な補助金や助成金について見ていきます。

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、一般的に「ものづくり補助金」という略称で知られます。
目的は、革新的な新製品・新サービスの開発の取り組みを支援することです。
また、対象事業は、生産性向上に資する革新的な新製品・新サービス開発のための設備投資などです。
対象経費は、設備投資費、システム構築費、試作開発費、外注費などとされています。
そのため、限定的なケースではありますが、「新製品や新サービスを開発するために新事業を立ち上げ、その際にリノベーションが必要」というようなとき、利用可能な補助金となっています。

事業承継・M&A補助金

事業承継・M&A補助金は、事業承継やM&Aを後押しするための補助金です。
事業承継やM&Aなどをすると、引き継いだ事業や合併した事業の再編や統合、人員の再配分などが必要であり、時間や手間はもちろん、費用がネックになります。
事業承継・M&A補助金は、これらを補助することで生産性を向上させ、我が国の経済の活性化を図ることを目的としています。
そのため、事業承継やM&Aをする企業が、生産性向上のためにシステムや設備などを導入する、あるいは店舗・オフィスに新築工事、改築工事、内装工事などをおこなうといったケースで利用できます。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金(事業再構築補助金の後継)

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は、事業再構築補助金の後継ともいえる補助金制度です。
以前あった制度の事業再構築補助金は、2025年3月をもって終了しています。
事業再構築補助金そのものは、中小企業や小規模事業者などが、コロナによる経済・社会の変化に対応するため、事業を再構築する際に用いることができました。

その後継となる新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は、革新的な新製品・新サービス開発、新市場・高付加価値事業への進出、輸出をメインとする海外市場開拓などを支援します。
また、枠が「革新的新製品・サービス枠」、「新事業進出枠」、「グローバル枠」の3つに分かれているのが特徴です。
枠によって変わりますが、補助対象経費には、機械装置・システム構築費、建物費、運搬費、技術導入費などが含まれます。
そのため、革新的な新製品・新サービスの開発、新市場・高付加価値事業への進出、輸出をメインとする海外市場開拓などの際に、オフィスのリノベーションが必要であれば、利用できることがあります。

デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)

デジタル化・AI導入補助金は、旧称のIT導入補助金で知られます。
主にデジタル化やITツールの導入を補助するもので、中小企業や小規模事業者など、多くの人が対象になります。
枠には、通常枠やインボイス枠などがありますが、主な補助目的は、「自社の課題やニーズに合ったITツールを導入するための経費の一部を補助すること」です。
そのため、単純にオフィスをリノベーションするだけでは申請できません。
しかし、オフィスをリノベーション時に、併せてITツールの導入をしたい、インボイス制度に対応したソフトウェアやハードウェアを導入したいというときに利用が可能です。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、特定の地域に属する小規模事業者を対象とした補助金制度です。
「商工会、あるいは商工会議所の管轄地域で事業を営んでいる小規模事業者」が対象となっているのが特徴といえるでしょう。

制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大など)、販路開拓、業務効率化(生産性向上)などを支援の対象としています。
また、補助対象経費は、枠によって機械装置等費や委託・外注費などが含まれています。
そのため、単純に既存の設備を入れ替えるというだけでは足りません。
しかし、販路開拓や業務効率化、生産向上のために新設備を導入、あるいはリノベーションをおこなうのであれば、補助金が支給されることがあります。

脱炭素ビルリノベ事業

脱炭素ビルリノベ事業は、2050年に実現を目指すカーボンニュートラルに貢献することを目的としています。
具体的には、オフィスを含む既存の業務用建物を対象に、省エネルギー改修や省エネルギー機器導入に補助金を支給することで、将来的なカーボンニュートラルを目指すというものです。
主な対象製品は、断熱窓、断熱材、高効率空調 (業務用エアコン等)、制御機能付きLED照明器具、業務用給湯器、BEMSなどです。
自社ビルのフルリノベーションをおこなう際などに、利用な可能なことがある補助金といえます。

受動喫煙防止対策助成金

受動喫煙防止対策助成金は、中小企業事業者が受動喫煙防止対策をおこなう際に支援を受けられる補助金制度です。
受動喫煙防止対策を実施するために、基準を満たした喫煙専用室、あるいは指定たばこ専用喫煙室を設置・改修する場合に支援を受けられる仕組みとなっています。

対象経費は、工費、設備費、備品費、機械装置費などで、あくまでも受動喫煙防止対策としておこなわなければならない点に注意が必要です。
元々自社ビルには喫煙専用室や指定たばこ専用喫煙室がなく、従業員のためにリノベーションをして、新たに設置する・あるいは改修するというときに利用できることがあります。

押さえておきたい補助金と助成金の知識

ポイントとなる補助金や助成金の基礎知識
補助金や助成金を利用する前に、前提となる知識も押さえておきましょう。
ここでは、補助金と助成金の違い、どのようなメリットやデメリットがあるかをご紹介します。

補助金と助成金の違い

補助金と助成金の違いは下記の通りです。

  • ・補助金……審査が厳しく、支給されるにはまず採択される必要がある
  • ・助成金……審査はそれほど厳しくなく、要件を満たせば必ず支給される

補助金は審査が厳しく、採択される必要がある上、募集期間が短めです。
その審査を通過するために、補助金申請に詳しくない方は、専門家に相談することが必須といえます。
方で助成金は、要件を満たして申請すれば、必ず支給されます。
要件もそれほど厳しくないため、助成金の方が活用しやすいのが特徴です。

補助金と助成金を申請するメリットやデメリット

では、補助金や助成金を申請することには、メリットやデメリットがあるのでしょうか。
ここで、具体的なメリットやデメリットを見ていきましょう。

メリット

補助金や助成金を申請するメリットは、まず費用が抑えられることです。
リノベーションをするのは、課題解決や新しいことへの挑戦など、さまざまな目的があります。
リノベーションそのものの費用や、設備の導入費などを、いくらかを補助金や助成金で賄えるため、費用を抑えつつ、目的達成に向かうことができます。

また、融資を受けるのとは違い、補助金と助成金には返済義務がありません。
そのため、返済を考えなくて良いこともメリットといえるでしょう。

デメリット

補助金や助成金を申請するデメリットは、基本的に後払いということです。
まずは申請をして許可を得てからリノベーションや設備導入を自費でおこない、その後どのような効果が出たのかなど報告を経て、ようやく補助金や助成金が支給される仕組みです。
リノベーションや設備投資にかかった費用を後で回収するため、「補助金や助成金を初期費用の支払いに充てたい」という方には不向きといえるでしょう。

また、特に補助金は、審査が厳しいという特徴があります。
申請の要件を読み取り、事業計画書を始めとする必要書類は専門性が求められ、抜け漏れなく揃える手間があります。
詳しくない方は専門家の手を借りる必要があり、その点もデメリットです。

オフィス(事務所)のリノベーションにかかる期間

オフィス(事務所)のリノベーションには、どの程度の期間が必要?
リノベーションにかかる全体的な期間は、3~5ヶ月を想定しておきましょう。
小~中規模のポイントリノベーションであれば、工事そのものは数日~2週間で終わることもあります。
小~中規模のフルリノベーションであれば、1~3ヶ月が目安です。

しかし、リノベーションには、業者を選定したり、業者とリノベーションの内容を詰めたりという期間があります。
そのため、上述した3~5ヶ月がかかると想定して準備するのがおすすめです。
また、大規模な工事だったり、業者の繁忙期に当たったりすると、ポイントリノベーションでも3ヶ月、フルリノベーションなら6ヶ月というように延びることもあり、期間には十分に余裕を持ちましょう。

オフィス(事務所)のリノベーションをおこなう際の注意点

オフィス(事務所)のリノベーションで気を付けるべきこととは?
オフィスのリノベーションを成功させるには、注意したいことが多くあります。
失敗すると費用や時間だけを失う結果になるため、下記5つの注意点をチェックしてみてください。

オフィス(事務所)が抱えている課題を整理する

リノベーション前には、オフィスが抱えている課題を整理すると良いでしょう。
課題が整理されていれば、リノベーションの目的も明確になり、業務効率の向上や経費削減などの効果が見込めるためです。
漠然とリノベーションすると、社内はおしゃれになったものの、かえってオフィスが使いにくくなるといったこと起こり得ます。
会議室が使いづらい、社内コミュニケーションが取りづらいなど、オフィスが抱えている課題は多くあります。
リノベーションの前にオフィスを使う社員の意見を集めて、何が必要なのかを洗い出すことが大切です。

リノベーション中に業務に使う場所を確保する

リノベーション前に、業務をおこなえる場所を確保しておく必要があります。
フルリノベーションのように大規模なリノベーションをおこなうと、オフィスに立ち入ることができないためです。
オフィス内でスペースを確保できれば良いですが、確保できなければ、一時的な移転も視野に入れなければなりません。
移転となれば、一時的であっても取引先への連絡が必要になり、機器も持ち出すため、大掛かりです。
しっかり計画を立て、業務に支障がないようにしましょう。

場所の確保や計画立案などの準備が大変なため、リノベーションに踏み切れない会社も珍しくありません。
一時的な移動であれば、シェアオフィスがおすすめです。
シェアオフィスにもよりますが、複合機、会議室、給湯スペースなどが揃っており、業務を円滑に進めやすいというメリットがあります。

関連する法律を確認する

オフィスをリノベーションする際は、関連する法律を調べ、理解する必要があります。
具体的には、消防法や建築基準法、事務所衛生基準規則などが挙げられます。
これらの法律を調べる必要があるのは、安全管理を徹底し、手続きの不備を防ぐためです。
消防法が守られていないと、万が一火災が起きたときの避難ルートが確保できないといった問題が起こり得ます。

また、現在のオフィスが建築基準法第6条4号で定められている「四号建築物」に該当せず、間取り変更やスケルトン工事をおこなう場合は、建築確認申請が必要です。
さまざまな問題が生じるため、関連する法律はしっかり押さえる必要があるのです。

賃貸であれば原状回復を視野に入れる

今使用しているオフィスが賃貸であれば、リノベーションは原状回復を視野に入れておこなう必要があります。
原状回復とは、オフィスを借りたときとほぼ同じ状態に戻すという意味です。
通常の使用で付いた傷や汚れまでは問われないことが多いですが、オーナーや管理会社など、管理者の判断によります。
いずれにしても、オフィスを退去する際は、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」や管理者の指示に従って、できる限り元通りにしなければなりません。
リノベーションした箇所の撤去工事が必要になることがあるため、撤去費用まで考える必要があるのです。

リノベーション可能な範囲について相談する

リノベーション前には、オフィスの管理者に必ず相談しましょう。
どの範囲までリノベーションをおこなって良いかは、管理者によって異なるためです。
「原状回復してくれるなら」と大掛かりなリノベーションを許可してくれることもあれば、全く許可をしてくれないこともあるでしょう。
相談せずに勝手にリノベーションしてしまうと、管理者とのトラブルになりかねません。

また、許可を得た範囲については、リノベーションをおこなう業者へ明確に伝える必要があります。
誤って許可されていない箇所にリノベーションを施すと、それも結局、業者や管理者とのトラブルに発展してしまいます。
どの範囲までリノベーションして良いのかは必ず相談し、明確に業者に伝えるようにしましょう。

リノベーション業者はどう選ぶ?選び方のポイント

リノベーション業者選びのポイント
リノベーション工事をおこなう業者は多数あります。その中から選ぶには、ポイントを押さえると良いでしょう。
主なポイントは、下記の4つです。

見積書は念入りに確認する

良いと思えるリノベーション業者が見つかったら、見積りを取りますが、見積書は念入りに確認するようにしましょう。
見積書には、具体的にどのような工事をおこなうか、費用や工期などが記載されています。
しかし、業者によって記載の仕方が異なる点に注意が必要です。
例えば、基礎的な費用のみで、追加費用について記載されていないことがあります。
安いと思って契約したら、追加費用を多く取られてしまった、ということがあり得るのです。

また、前述の通り、フルリノベーションやスケルトンなど、業者によって意味合いが異なる言葉もあります。
どのような意味で見積りされているのかで、費用も工事期間も大きく変わってきます。
見積書の内容をそのまま受け取るのではなく、担当者とやり取りをして念入りに確認することが大切です。
他の業者にも見積りを依頼するなら、比較しやすいように同条件を出して、一社一社、確認を挟んでみてください。

オフィス(事務所)リノベーションの専門性で選ぶ

オフィスのリノベーションは、オフィスのリノベーションに詳しい業者を選ぶのがおすすめです。
リノベーション業者は、デザインや費用だけでなく、得意分野にも違いがあります。
例えば、古民家のリノベーションが得意な業者もいれば、マンションのリノベーションが得意な業者もいるでしょう。
そのため、オフィスのリノベーションに詳しい業者でないと、オフィスならではの課題を解決できなかったり、消防法や建築基準法などの法律面に不安が残ったりします。
特にフルリノベーションのように費用がかかるリノベーションは、失敗ができません。
担当者に詳しく話を聞き、専門性があるかを慎重に判断して選ぶのがおすすめです。

実績や施工事例を確認する

リノベーションを依頼する前には、実績や施工事例を念入りに確認すると良いでしょう。
実績が豊富であれば、知識やノウハウが蓄積されていることがわかります。
そのような業者であれば、信頼してリノベーションを任せることができるでしょう。

また、施工事例を見れば、在籍するデザイナーの腕前や、得意としているデザインなどがわかります。
自分たちが理想としているオフィスに近づけるかどうかは、デザイナーの腕にかかっています。
おしゃれさを重視している方や、好みや社風に合ったデザインをしてくれるかが気になる方は、施工事例も判断材料にしてみてください。

担当者との相性もポイント

担当者との相性も、業者を選びの判断材料になります。
費用や工期、理想のデザイン、抱えている課題の解決方法など、話し合うことは多くあります。
そこで「高圧的で話しづらい」、「レスポンスが遅くて誠実さに欠ける」など、担当者に不満があるとコミュニケーションが進みません。
そのような状態では、確認漏れが発生して、トラブルにもなり得ます。
満足できるオフィスのリノベーションをおこなうためにも、担当者と良好な関係が築けるかが重要です。
問い合わせたときや見積りを取るときなど、担当してくれる方との相性を確認してみましょう。

Wanderer合同会社インタビュー

Wanderer合同会社代表社員 梶野 宣人様お写真
代表社員 梶野 宣人様

今回は、「そもそも、“いいオフィス”って何ですか?」―長年オフィス内装に携わってきたプロが考える、これからのオフィスづくり―と題して、インタビューをおこないました。

TOMITA株式会社のパートナーとしてオフィスづくりに携わって頂いている、Wanderer合同会社(ワンダラー)代表の梶野 宣人さんにお話を伺います!
長年、オフィスに特化したCM(コンストラクション・マネジメント)として数多くのプロジェクトに携わり、現在は独立してオフィスづくりまた店舗内装など手掛けられている梶野さん(通称かじさん!)。
どこかデザイナーのような風格でとてもオシャレ!物腰も柔らかくとっても魅力的な方です!
家具の販売やアパレル、オフィス内装プロジェクトマネージャーなどの経験もおありなので、色々な角度からお話を聞いてみたいです!
今回は施工方法やデザインの話だけではなく、「そもそもオフィスとは何なのか?」というところから、じっくり聞いてみたいと思います!

①梶さんにまず聞きたい。「いいオフィス」って何ですか?

Q1.長年、色々なオフィスを見てきたと思いますが、かじさんにとって「いいオフィス」って、どんなオフィスですか?

 

A.率直に!働いている人が「笑っているオフィス」です!
雑談が多いオフィスって活気があっていいと思います。
社長や役員も笑っているオフィスが最高ですね。

Q2.逆に、「見た目はいいけど、これはちょっとね…」と感じるオフィスってありますか?

 

A.そうですね…無音のオフィスですかね…。
なんか、「シーン」としているというか(苦笑)
後は社長さんのこだわりが強すぎるオフィスもあまり印象が良くないと僕は感じますね。
自画像とか…結構賛否あるかと…。

②オフィスって、なぜ使いづらくなっていく?

Q3.完成したときは使いやすかったオフィスも、5年、10年と使っていくうちに使いづらくなることがあります。なぜだと思いますか?

 

A.人数が増える、部署が変わる、働き方が変わる、モノが増える……。
とか色々とあるかと思いますが。

うーん…。働く人たちの価値観が時代と共に変化するからでしょうかね?
世の中のトレンドも時代を経て変化しますよね。
昔はオフィスに「デザイン」を取り入れる時代ではなかったですが、今ではオシャレなオフィスが増えましたからね。
社員の意識に合わせてオフィス空間も変化していく時代なのでその柔軟さも経営者には必要なのかもですね…。

Q4.「そろそろこのオフィス、見直した方がいいな」というサインはありますか?

 

A.例えば、社員がなぜか特定の場所にしか集まらないのは気になったりしますね。
関わりたくない人が、自分が座りたい席の近くに居たら、そりゃその空間には行きたくないし座りたくないものですよね(笑)
せっかくのフリーアドレスやマグネットスペースが活かされてないなと…。

後は、エントランスを区切らないオフィスも増えましたね。
また、バックヤードや倉庫が機能していない会社様も多々見てきましたので、「もう少しこうしたらいいのにな」なんてスイッチ入っちゃいますね(笑)
トレンドから外れているオフィスも気になりますね!

③「オフィスフリフォーム」と「オフィスリノベーション」は何が違う?

要望に応えてポーズを取ってくださった梶野 宣人様お写真
モデル風を一枚。

Q5.かじさんが考える「オフィスリノベーション」とは何でしょうか?

リフォームは古くなった床や壁を綺麗にするだけの“改修”イメージですが、単に古いものを新しくするのではなく、「今の会社の働き方に合わせて、オフィスそのものを再構築する」という考え方について聞いてみたいです。

 

A.そもそも、「オフィスリフォーム」と「オフィスリノベーション」は何が違う?と考えたかことがないかも!(笑)

なぜかって?
自分は「人」の課題から入って、結果この会社にはこのオフィス空間が合うな~なんて想像しながら組み立てますからね!
それがどちらでも構わないというか、その定義が必要ないかなと(笑)

④オフィスづくりは「レイアウト」から始めない?

Q6.新しいオフィスを考えるとき、最初に「何席必要ですか?」「会議室はいくつ必要ですか?」から始めるのは正しいのでしょうか?

かじさんなら、まず経営者や社員に何を聞きますか?

 

A.もちろんヒアリングは必要ですし、むしろ最初にしっかりおこなうべきだと思います。
僕がまず知りたいなと思う点は、その会社が今どう働いていて、これからどう働いていきたいのか、ということです。

例えば、今後人数が増えるのか、出社率はどのくらいなのか、部署同士の連携をもっと増やしたいのか、集中する時間を大切にしたいのか、来客が多い会社なのか?
そういった「会社の働き方」や「経営としてこれからどうしていきたいか」を先に聞いておかないと、席数や会議室の数だけでは、本当に使いやすいオフィスにはならないと思いますね。

もちろん、ヒアリングの内容は案件によってかなり変わります。
例えば、大規模なオフィスであれば、部署ごとの人数や将来の増員計画、出社率、会議室の稼働状況、部署間のコミュニケーション、セキュリティなど、かなり細かく整理する必要があります。
一方で、小規模なオフィスであれば、数字を細かく分析するというよりも、経営者や社員の方と話しながら、「今のオフィスで何に困っているのか」、「どんな会社に見せたいのか」、「社員にどう過ごしてほしいのか」といった部分を、根掘り葉掘り掘り下げることの方が重要だったりします!

また、移転なのか?増床なのか?既存オフィスの改修なのかによっても全く違いますね!
移転であれば、「今のオフィスの不満を解消するだけでなく、新しい場所で何を変えたいのか?」とかですかね。
増床であれば、既存のオフィスとのつながりや動線をどうするのか。
改修であれば、今ある環境の中で何を残して、何を変えるべきなのか。
なので、僕は「レイアウトを考える前に、まずはその会社のことを理解する」ということが一番大事かなと…。
レイアウトは最初に決めるものではなくて、ヒアリングを重ねた結果として出てくるもの、という感覚ですね!

⑤「社員の要望」は、どこまで聞くべき?

Q7.オフィスを改装するとき、社員から意見を聞いた方がいいと思いますか?

社員全員の要望を聞けば、「もっと収納がほしい」「個室がほしい」「休憩スペースがほしい」「席を広くしてほしい」…と、当然色々出てくるかと…。
それを全部取り入れるのが、本当に良いオフィスなのでしょうか?

 

A.要望を全部聞いてそのまま反映してしまうと逆に使いづらくなる可能性がありますね…。
かといって経営者、決済者の意見が強すぎてもいけないので、様々な意見を吸い上げてから一旦おまとめして、良き方向性を一緒に考えていきます。
僕はそれが得意中の得意です!(笑)

⑥コロナ以降、オフィスの役割は変わった?

Q8.リモートワークやWeb会議が当たり前になって、オフィスに求められるものは変わりましたか?

 

A.オフィスに求められるものは変わった部分も確かにあるかと思います。
自宅で仕事が完結できる人はわざわざ出勤しなくてもいいですしね。

ただ、僕の場合は現場に立ちますので、コロナ禍の時もどうしても現場を止めるわけにいかなかった際には、現場がオフィス(出社場所)みたいな感じでしたね(笑)
ここは変えられない部分ですね。

Q9.「家でも仕事ができる時代」に、わざわざ会社へ行く意味って何だと思いますか?

 

A.集中するためなのか。人と話すためなのか。会社の文化を感じるためなのか。
前質問の続みたいな回答にはなりますが、わざわざ会社へ行く意味って、やはり「人」と会話するためかなと思います。

仲間に会うため、帰属意識を高く保つことって大事ですよね。
本気で仕事している人達に、仲間に会いたい!って(笑)
組織の一員だって認識することって、チームワークを保つ上でとっても重要かなと。
コロナ禍を経て余計にそう思いました。
だから「”出社したくなるオフィス”とはどんなオフィスか?」を、今一度経営陣が考えて計画するのは必須だと思いますね。

⑦お金をかけるところ・かけなくていいところについて

Q10.オフィスリノベーションで「ここにはお金をかけた方がいい」という部分はありますか?

 

A.ワークチェアでしょうかね!
オフィスに居る方は座り仕事がほとんどですよね。
海外メーカーの高級なワークチェアも人気ですが、日本人の身体に合ったワークチェアを選ぶのも大切ですよね。
見た目だけかっこよくても、日々業務する方達が疲れてしまうような椅子やデスクのサイズを選んでしまわないよう気を付けて提案しますね。

あ!ひとこと言いたかった!
上席や役員の方々だけ、ワークチェアに「ひじ置き」が付いているものを要望されることもありますが、ちょっと切ないですね…。
平等にひじ置きを!!(笑)

Q11.逆に、「ここは意外とお金をかけなくてもいい」という部分は?

 

A.収納区画でしょうか…大体の仕様は同じなので。
ここはあまりこだわって予算をかける必要はないのかなと僕は思います。

⑧CMという立場から見た、設計・施工会社

インタビュー中に笑顔を見せてくださった梶野 宣人様お写真
やっぱり「笑顔」が最高!笑いありの梶さんオフィス。とってもシンプルな空間ですがなんだかホッとします。

Q12.CMとして、設計会社や施工会社に「ここまで考えてほしい」と思うことはありますか?

 

A.そうですね…なんか自分で言うのもおこがましいですが(笑)
正直図面が十分に提出されずに工事が始まることもよくある話なんですが、
(今まさに、これ読んでいる方で僕と同じ立場の方なら「わかる!!」と叫んでいるのでは(笑))

もちろん、しっかりとした図面は必要ですが、仮に詳細がなくても設計やお客様、職人の方々とのコミュニケーションで組立られちゃいますので(笑)
結果なんとかしちゃいます。(特技ですかね(笑))

Q13.TOMITAと一緒に仕事をしてみて、どんな会社だと感じていますか?

 

A.TOMITAさんの社員の方々が比較的定時で帰宅できているのが謎(笑)
冗談はさておき、TOMITAさんとはそうですね…考え方の「感性」が合っているから一緒にお仕事させて頂いています!!
パートナーシップを構築するのも基本は「ひと」ですからね。人にせよ相性がよくないと!
そして「笑い」ありで!

⑨これからのオフィス

Q14.10年後、オフィスはどうなっていると思いますか?

 

A.AI、フリーアドレス、リモートワーク、人手不足など、働き方はさらに変わっていきます。いやすでに変わって来ています…。

Q15.それでも「これは絶対になくならない」と思うオフィスの役割はありますか?

 

A.やはり人とのコミュニケーションを養う場所ですかね。
LINEやWEBも確かにコミュニケーションは取れますよ。
でもやはり対面で会って、相手の表情や雰囲気で読み取れることは多いんです。
むしろ会ってみないとわからないこともありますしね。
そんな「会社にいきたい」と思わせられるような空間を生み出していきたいですね!

Q16.今、オフィスが「なんとなく使いづらい」と感じている経営者に、一つアドバイスするとしたら?

 

A.「何が使いづらいのか?」、「どう使いづらいのか?」
忙しいからと言い訳にせず、まず変えたいと思った自分自身が率先して動くことでしょうかね。
TOMITAさんの掲げる「オフィスは経費ではなく、投資です」。

悩んだらTOMITAへまず相談してください!(笑)
頭の中が整理されていなくても、話をしていく中で、どう変えたいのかが整理されていきますので!

インタビュー担当者のコメント

梶さんと一緒にお仕事させて頂く中で感じたことですが、現場は常に人の流入があります。
荒々しい現場や結構ピリつく現場も多々あるんです。
でもなぜか梶さんから発せられるオーラ(??)が場の空気を柔らかくしてしまうんです。
どんな現場も「あ、梶さんいるから大丈夫だ」と思わせられるから、不思議です。

今の時代は、AIである程度解決の答えを導ける時代。
しかし、人間自体が経験し、その人間から生み出されるものは、AIでは生み出せないのかなと私は考えます。
場の空気を柔らかくしたり、笑い合ったり、オフィスの使いづらさを理解して、解決策を示せるのも人間だからこそ。
実際に、人間の中にある「パッション(情熱)」が、梶さんの口から強く発せされた「本気で仕事をしている人達」と共鳴したからこそ、ワンダラーならではの躍動したオフィス空間が生まれてきたのだと感じます。
「パッションって古臭いかもだけど、やっぱりコレなくしてことは成し得ない!」と、強く実感しました。

オフィス(事務所)リノベーションはTOMITA株式会社にお任せください

オフィス(事務所)のリノベーションは、ぜひTOMITA株式会社にご相談ください
この記事では、リノベーションとリフォームの違いから、TOMITA株式会社の施工事例、リノベーションのメリットとデメリット、注意点などまで、詳しくご紹介しました。
人が増え、組織が変わり、働き方が変われば、必要な空間も変わります。
「古くなったから直す」リフォームで足りないなら、「今の会社に合わせて新たな機能や付加価値を与える」リノベーションが必要です。
また、インタビューにもあったように、リモートワークが増えた昨今、オフィスへの出社は「人」と会話するためという意味合いが強くなっています。
仕事を円滑にし、チームワークを育むための場だからこそ、オフィスは快適でなければなりません。
出社する誰もが心地良く過ごせる空間、出勤したくなる空間であるべきだとTOMITAは考えます。

TOMITAは、オフィスのリノベーションをおこなってきた多数の実績があり、また自社オフィスも自らリノベーションしており、実績の伴った細やかなご提案が可能です。
設計デザインから施工までをワンストップで対応できるからこそ、お客様にとって納得できるオフィスを、納得できる早さで提供できる自信があります。
オーダー家具製作やサインデザイン、原状回復なども幅広く承っておりますので、オフィスのリノベーションでお困りの方は、ぜひご相談ください。

弊社の施工事例について詳しく知りたい方は、TOMITA株式会社の事務所施工事例も併せてご覧ください。
 

 

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