2025/08/22
【名古屋市】美容室の内装工事にかかる費用や業者選びのポイント、施工事例を解説

美容室の内装工事については、費用がいくらかかるか、どのように内装業者を選べば良いかなど、わからないことが多いでしょう。
この記事では、名古屋市で内装を手掛けるTOMITA株式会社の視点から、内装工事の費用相場や、内装業者の選び方など、美容室の内装について詳しく解説します。
施工事例や、内装工事の費用を節約したい場合のポイントなども併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
美容室の内装工事にかかる費用の相場とは
美容室の内装工事にかかる費用は、坪単価×坪数で計算します。
坪単価は20~62万円ほどが目安のため、費用の相場は下記の通りです。
- ・10坪…200~620万円
- ・15坪…300~930万円
- ・20坪…400~1240万円
同じ坪数でも費用に大きな差が生まれるのは、内装工事のランクによって坪単価が上下するためです。
坪単価20~40万円は標準的なランクで、41~55万円は準上級に当たります。
56~62万円は上級、それ以上は最上級という費用感といえるでしょう。
その中で、坪単価40万円付近が平均値のため、10~20坪なら400~800万円を目安として考えるのがおすすめです。
なお、電気工事やガス工事、給排水設備工事、空調工事などは節約が難しい部分です。
しかし、内装工事であれば節約は可能なため、後述する節約方法を検討してみてください。
美容室が内装工事をすべきタイミングとは
美容室を開業する方の中には、内装工事の必要性をそれほど感じていない方もいるかもしれません。
しかし、内装工事をすべきタイミングは主に2つあります。
ここでは、美容室が内装工事をおこなうべき主なタイミングをご紹介します。
美容室の開業や独立、移転するとき
美容室の開業や独立、移転などをする場合には、内装工事が欠かせません。
スケルトン物件は、退去時におこなわれた原状回復工事によって、床材や壁材は剥がされ、設備は全て撤去された状態です。
そのため、内装や設備は、一から全て揃える必要があります。
一方で、居抜き物件であれば、内装や設備の一部を再利用できます。
しかし、ターゲットとしている客層に合っていなかったり、自身が描いている美容室のイメージと合っていなかったりするでしょう。
そのため、どのような物件を選んだ場合でも、基本的に内装工事をする必要があります。
美容室を改装するとき
美容室を改装するときにも、内装工事は必要といえます。
内装によってはDIYで対応できる場合や、一部の設備を取り換えるリフォームだけで済む場合もあります。
しかし、長く営業していて、内装や設備が全体的に古くなっているのであれば、DIYや一部のリフォームでは足りないでしょう。
また、「顧客満足度を高めるために、新しいサービスや設備を導入したい」、「新規のお客さんが来ない、リピーターが少ない状況を改善したい」などの理由で改装を考えている場合は、内装業者という専門家の手が必要です。
美容室の内装工事をするメリットとは?
美容室の内装工事をするかどうか悩んでいる方の中には、そのメリットが曖昧という方もいるかもしれません。
ここでは、内装工事をする主なメリットについて、3つ見ていきましょう。
他の美容室と差別化できる
内装工事のメリットとして、他の美容室と差別化できることが挙げられます。
美容室を含む美容業界は、競合が多く、競争が激しいことで知られています。
名古屋市に限っても、美容室の数は4,000件以上あるといわれており、差別化は欠かせません。
開業前はもちろん、開業後に他の美容室と似たり寄ったりで目立てていない、集客やリピートが見込めていないという状況であれば、差別化を図るのは有効な手段です。
他の美容室との違いだけでなく、自身の美容室ならではの個性やイメージを演出できるのであれば、ブランディングにもつながります。
業務効率の向上が図れる
内装を変えることで、業務効率の向上を図れることもメリットの一つです。
美容室を長く運営していれば、適切な動線やレイアウトが変わってきます。
新しいサービスや設備の導入などがおこなわれると、動線に歪みが出てきたり、適切なレイアウトでなくなったりするためです。
結果として、業務効率の低下や、スタッフのストレスの原因になったりしてしまいます。
内装工事によって、現状や今後に合わせ、適切な動線やレイアウトに調整できます。
集客効果を見込める
内装工事により、集客効果を見込めることもメリットといえます。
現在の集客は、ホームページや予約ポータルサイト、SNSなどを活用したインターネット戦略が欠かせないためです。
美容室の内装、外観、サービス内容など、掲載されている内容から、「この美容室に行ってみたい」と思わせる必要があります。
その中でも、視覚情報を使った手法は、サービスの内容や使用後のイメージなどをより鮮明に伝えられることから、文字情報よりも重要度が高いとされます。
そのため、ターゲットとしている客層に響き、「行ってみたい」と思わせる内装に仕上げることが集客の第一歩になります。
内装工事を担当する内装業者の選び方とは?
美容室の内装を理想像に近付け、前述のメリットを享受するためには、内装業者選びが大切です。
内装業者がしっかりしていなければ、思い描いていた内装に仕上がらなかったり、追加費用を取られて損をしたりと、さまざまなリスクが考えられます。
ここでは、内装業者の選び方について詳しく見ていきましょう。
内装工事の進め方やスケジュール感が合っている
まず確認したいのが、内装工事の進め方や、スケジュール感が合っているかどうかです。
内装工事の進め方や流れは、内装業者ごとに異なります。
そのため、問い合わせから引き渡しまでの進め方や流れが、自身に合っているかというところから確認しましょう。
スケジュール感も内装業者によって異なり、初回のヒアリングや現地調査まで早いところもあれば、慎重にゆっくり対応するところもあります。
「スピード感を持って当たってくれる業者が良い」、「時間がかかっても慎重に対応してくれる業者が良い」など、自身の感覚とマッチするか確認してみてください。
美容室を手掛けた実績を確認する
美容室を手掛けた実績についてもしっかり確認しましょう。
どれだけ素敵な内装デザインを設計施工できても、それが実態に即していないものでは意味がないためです。
例えば、美容室の開業には保健所からの営業許可が必要なため、営業許可が得られるような内装・レイアウトでなければなりません。
他にも、建築基準法や消防法なども絡んできます。
また、セット面やシャンプー台など、さまざまな設備を設置し、客とスタッフが不自由なく動けるように動線を設計する必要もあります。
ノウハウがなければ動線の設計も上手くできないため、デザインだけでなく、美容室の実績が豊富かどうか確認することが大切になります。
参考:名古屋市「美容所開設のしおり」
サービスの内容やサポート体制まで確認する
内装業者によって異なる、サポート体制についても見ておくと良いでしょう。
例えば、不動産事業も営んでいるという内装業者であれば、物件の案内といったサポートが受けられることがあります。
開業したいと思って探しているものの、物件がまだ決まっていないという方にとって、物件探しの手間が省けるのは大きなメリットです。
また、内装業者によっては、開業支援や集客支援など、コンサルティング業務を依頼できることもあります。
さらに、退去時に管理者側と揉めがちな原状回復工事を見越した工事をしてくれるか、引き渡し後に施工不良が見つかったときに対応してくれるかなども確認しましょう。
初回のヒアリング時に相性を確かめる
初回のヒアリングの際に、内装業者との相性を確かめることも大切です。
問い合わせ後には、初回ヒアリングや初回相談などの名目で、内装業者による要望の聞き取りがおこなわれます。
その際に、下記のような情報を準備していくことで、商談の内容が具体的になり、内装業者との相性も詳しく確かめられます。
- ・予算
- ・検討している物件の情報(位置、面積や間取り、物件が決まっている場合は既存平面図など)
- ・ターゲットとしている客層
- ・内装のコンセプト、イメージ
- ・希望しているスケジュール
上記の情報を準備しておくことで、予算内で内装工事が可能か、コンセプトやイメージのような内装デザインにできるか、スケジュール通りに進められそうかなど、さまざまなことが確かめられます。
全て希望通りに行かなくても、内装業者によっては、「この予算では厳しいが、素材を〇〇に差し替えることで対応できる」と柔軟に提案してくれることもあるでしょう。
また、「立地がターゲット客層と合っていない可能性があるため、コンセプトを〇〇にした方が良い」というように、専門家としてアドバイスをくれることもあり得ます。
初回のヒアリング時の対応で、工事契約を結ぶかどうかを判断してみてください。
美容室を手掛けるTOMITA株式会社の施工事例
ここでは、美容室を多数手掛けてきた、TOMITA株式会社の施工事例についてご紹介します。
HIRO GINZA大名古屋ビルヂング
一流のサービスを提供する理容室、「HIRO GINZA BARBER SHOP(ヒロ銀座バーバーショップ)」の施工をおこないました。
掲げられたテーマは「Classic」で、古典という意味以外にも、一流や格式などを意味することもあります。
そのため、設計デザインに従い、高級感と上品さの感じられる大人の空間を演出することに注力しました。
また、店主自慢のカップコレクションを陳列した壁面などにも、力を入れています。
入居する大名古屋ビルヂングは、名古屋市でも有数の複合商業ビルです。
下層には商業施設、中層以上にはオフィスフロアの構成で、多くのお客さまが訪れます。
HIRO GINZA BARBER SHOPにも多数いらっしゃると予想できるため、お客さま一人ひとりの体験が良くなるよう、より一層心を込めて施工致しました。
HIRO GINZA大名古屋ビルヂングの施工事例の詳細はこちらをご覧ください。
aeru
日常の喧騒から離れた、穏やかなひとときを提供するサロン「aeru」の新装工事をおこないました。
私たちが掲げたテーマは、「木の温もりに包まれる、美しく調和したサロン空間」、「訪れるだけで心がほどける木目の包容空間」です。
1. 木の包容力が創る静けさと温もり
木目のパネル仕上げが天井まで広がり、天井から壁、そして床へと視線を穏やかに誘います。
木の色調と柔らかな照明が融合した空間は、シンプルでありながら味わい深く、温もりに満ちています。
木々に囲まれているような一体感を演出したことで、眺めているだけで気持ちが静まり落ち着いていく、包容力の感じられる室内となりました。
2. 自然光に寄り添う特別なセット面
窓際に設けられたセットチェアエリアには、素材の質感にこだわった大きな造作テーブルが配されています。
造作テーブルは、穏やかな木目の天板と、しっかりした構造で上質さを演出しました。
施術時に、造作テーブルは自然とお客さまの目に入り、「ここだけの時間」をより豊かにしてくれます。
自然光が素材の表情を際立たせ、使うごとに味わいが深まる場所となっています。
3. ラタン調パーテーションで創る柔らかな境界
空間を緩やかに仕切るパーテーションには、風合い豊かなラタン調の素材を採用しました。
編み目のあるラタン調のパーテーションは、視線を遮りながらも閉塞感を与えません。
また、お互いの距離感を尊重するプライベート性が実現されています。
ラタンの編み目からこぼれる光は、空間にリズムを与え、空間全体に優しいアクセントを加えています。
設計者からの一言
「サロンを訪れるひとりひとりが、自分らしさに還る場所であってほしい」——そんな想いをインテリアに託しました。
木の優しさと素材の奥行きを通じて、いつまでもここにいたくなるような居心地の良さを追求しています。
aeruの施工事例の詳細はこちらをご覧ください。
ACOTTO
キッズスペース完備で、親子でも入れる美容室「ACOTTO(アコット)」の設計から施工までをおこないました。
親子で利用することが決まっているため、親子どちらも入りやすいような内装を目指しました。
例えば、床材に明るめの木材を使用し、大きな窓から柔らかな自然光が差し込むようにしたことで、温かみと開放感、清潔感などを演出しています。
さらに、吊り下げた照明やすりガラスのパーテーションなど、さまざまな各所でおしゃれさを演出しました。
それにより、「忙しい中でもしっかりおしゃれになりたい」という女性の願いにも寄り添える美容室であることのアピールにつなげています。
隔離されたキッズスペースには、プライベートな雰囲気を持たせたセット面があり、お子様がいてもゆったりカットやカラーが受けられるようになっています。
ACOTTOの施工事例の詳細はこちらをご覧ください。
トトトビル(東桜)
名古屋市東桜、昭和の趣を残すヴィンテージビル「トトトビル」の2階に、落ち着いた美容室設備付き区画(201・202号室)が誕生しました。
シャンプー台や給排水設備、照明を完備しており、内装も施工済みのため、即日開業が可能です。
各室約25㎡(約7.56坪)で、フリーランス美容師の方や、シェアサロン・面貸し利用にもおすすめです。
名古屋の店舗内装工事 TOMITA(トミタ)株式会社|全国での施工実績多数|『テナント募集中!東桜・レトロビル「トトトビル」のご紹介』
レトロと遊び心が共存する空間
空間の設計デザインには、TOMITA株式会社が長年培ってきた、人と場所が調和する空気感づくりの経験が活かされています。
レトロなビルの外観を活かし、内装もそのつながりを持たせる設計としました。
具体的には、昭和の良き時代のタイルや木目といった既存マテリアルを部分的に残し、そこに合わせるような家具を造作しています。
他にも、昭和時代の電話台をリメイクして棚として活用するなど、遊び心をくすぐる内装構成としています。
あえて作り込み過ぎず、入居される美容師の方のセンスで小物や植物などを加えて完成して頂く、余白のある空間です。
スタートアップの一歩に寄り添う空間
トトトビルの美容室区画は、「開業資金(内装費)に費用はかけられない……。でも、どうにか自分のお店を持ちたい」そんな想いを持つ方にこそ、使って頂きたい空間です。
最低限の設備と柔軟性を備えたこの区画は、すぐに始められることを大切にした、スタートアップを応援する場所です。
自身でカスタマイズできるようあえて余白を設けてあるため、人が場所に馴染むのではなく、場所が人の営みに寄り添います。
トトトビルの美容室区画が、誰かの「新しいはじまり」を支える場所になりますようにとの思いで作りました。
トトトビル(東桜)の施工事例の詳細はこちらをご覧ください。
美容室を多数手掛けるTOMITA株式会社の強み
名古屋市で内装工事を手掛けるTOMITA株式会社は、さまざまな強みを持っています。
ここでは、美容室の内装に関する主な強みについて、4つご紹介します。
ワンストップでサポートできる
TOMITA株式会社の強みは、ワンストップで対応できることです。
TOMITA株式会社は、設計施工会社という、設計から施工までを一貫して請け負える会社のためです。
設計と施工が同じ会社であれば、関与する人間が減り、打ち合わせや調整の手間を軽減できます。
さらに、施工担当者に設計意図がより正確に伝わりやすく、理想の美容室に近付けるというメリットがあります。
また、独自の空間デザインチームがあり、オーダー家具の製作、壁面緑化、サインデザインなど、さまざまな要望に対応できます。
不動産事業を経営していることから、美容室の開業や移転などの際に物件の案内ができるなど、ワンストップで幅広くサポートできます。
美容室を手掛けた実績が豊富
TOMITA株式会社は、美容室の施工実績が豊富ということも強みです。
ノウハウがあるため、トレンドを押さえた内装、トレンドに左右されない定番の内装など、さまざまな内装を実現可能です。
費用面でも、できる限り予算を抑えたい、こだわり抜いて凝った内装にしたいなど、さまざまな要望に寄り添うことができます。
予算を超過しそうで心配という方は、初回提案時に、コストを抑えたバリエーションとしてVE案を提示しますので、そちらからご検討ください。
法規則についても詳しい知識があるため、照明の明るさやレイアウトなども、法規則を踏まえて提案が可能です。
TOMITA株式会社の美容院・美容室に関する施工事例については、こちらからご確認ください。
適切な動線やレイアウトを提案できる
TOMITA株式会社は、作業効率を考え、適切な動線やレイアウトを提案できます。
美容院や飲食店などを実際に経営しており、運営側の視点も持ち合わせているためです。
例えば、スタッフの動線が客の動線やインテリアなどと重ならず、作業がしやすい十分なスペースが確保されているかなどを見られます。
掃除や消耗品の補充がスムーズにできるよう、バックヤードや収納をどうすべきかということも考慮して、レイアウトも設計可能です。
もちろん、動線は、客が受付から会計までどのように進むかといった、客視点でも設計します。
客のパーソナルスペースをどの程度確保すべきか、客の視線はどのように移動するかなど、さまざまなポイントを踏まえながら、スタッフと客にとって適切な動線やレイアウトを設計・施工できます。
上質な空間づくりに妥協がない
美容室の内装にこだわりがあることも、TOMITA株式会社の強みの一つです。
例えば、温かみのある空間を作りたい場合は、木材を積極的に用いたり、壁面緑化を施したり、照明の当て方にも気を遣っています。
よりナチュラルな雰囲気を出したい場合には、無垢材を用いることもあります。
洗練された上品な空間を作りたい場合は、天然石の内装材や、ベルベット素材が使われたインテリア、間接照明などを用いるといった、さまざまな工夫が可能です。
利用する客はもちろん、スタッフも居心地の良さを感じるような美容室にしたいというのがTOMITA株式会社のこだわりです。
美容室の内装に妥協せず、満足できる内装を求めている方におすすめします。
内装工事の費用を節約したい場合のポイント
内装工事の費用を節約できれば、浮いた費用を美容室の運転資金に回すことも可能です。
ここでは、内装工事の費用の節約方法について、見ていきましょう。
設計施工会社に依頼する
内装工事の費用を節約したいのであれば、設計施工会社に依頼するのがおすすめです。
内装工事には、設計を設計会社、施工を施工会社に分ける「分離方式」と、設計施工会社に一括で依頼する「一貫方式」があります。
「分離方式」では、施工会社が設計通りに内装工事をおこなっているかを、設計会社が監視する役割も持っています。
第三者の監視が付くため、内装工事のミスが少なくなる点はメリットといえるでしょう。
しかし、その分コストが割高になり、完成までの期間が延びる傾向があります。
一方で、設計施工会社に一括で依頼する「一貫方式」であれば、コストを抑え、スケジュール通りに進みやすいというメリットがあります。
居抜き物件を選ぶ
内装工事の費用を抑えるためには、居抜き物件を選ぶことも大切です。
特に、美容室が元々入っていた居抜き物件であれば、内装や設備の一部を再利用することで費用を抑えられることがあるためです。
例えば、セット面やシャンプー台などが残されていれば、そのまま利用できるでしょう。
また、コンセントの位置や配管の配置が合っていれば、電気工事や配管工事も不要です。
さまざまな面で費用の節約効果があるため、スケルトン物件よりも積極的に狙いたいのが居抜き物件といえます。
ただし、再利用する分、内装の自由度は下がってしまう点に注意が必要です。
理想の美容室とかけ離れている場合は、大きく手を入れることになり、結局費用がかかってしまうこともあり得ます。
また、立地によっては、ターゲットとしている客層が来づらいといったこともあるため、費用面以外にもさまざまな角度から確認してみてください。
内装材・施工箇所を見直す
内装工事の費用を節約したいときには、内装材や施工箇所を見直すことも有効です。
内装材は、必ずしも高級なものが良いとは限らず、施工場所も、部分的に施した方が良いことがあるためです。
例えば、内装材のランクを下げても、価値あるインテリアの配置や、照明の当て方で高級感を演出することができます。
似た質感の安価な内装材で代用したり、高級な内装材は重要な部分だけに使って、その部分だけ効果的に強調したりといった工夫可能です。
また、バックヤードのように客から見えない場所は、施工を省くことで節約できます。
特に、予算を超過しそうという場面では、内装材や施工箇所の見直すことで、コストカットを検討してみましょう。
補助金・助成金などがあれば活用する
内装工事の費用を抑えたいとき、補助金や助成金などを活用するのも一つの手です。
必ずしも申請が通るとは限らないものの、活用できれば開業時や開業後の資金を補うことができます。
例えば、国の補助金制度としては、「小規模事業者持続化補助金」や「ものづくり補助金」などが代表的です。
これらの補助金制度を活用すれば、販路開拓にかかる資金や、設備投資にかかる資金などを援助してもらえます。
場合によっては、愛知県や名古屋市限定で、補助金制度や助成金制度が活用できることもあるはずです。
補助金や助成金は、内装工事に進む前だけでなく、開業後に申請できることもあります。
そのため、積極的に調べて、申請可能であれば申請しておくのがおすすめです。
美容室の内装に関するFAQ
費用感や内装業者の選び方、節約方法などの他にも、美容室の開業が初めての方だと、わからないことが多いでしょう。
ここでは、美容室の内装に関して、TOMITA株式会社へよく寄せられる質問と、その回答についてまとめていますので、参考にしてみてください。
美容室を開業する際、何から始めるべきですか?
美容室の開業は、開業と運転の資金調達から始めるのがおすすめです。
開業だけで資金が尽きてしまうと、美容室を経営できず、トラブルが起きた際も対応できないためです。
運転資金までを調達しながら、並行して物件を探したり、人材の雇用や育成を進めたりという流れだとスムーズに進みます。
既に、ある程度の資金調達ができているのであれば、内装業者に問い合わせて、今後の流れを相談するのも良いでしょう。
初回のヒアリングでは何を用意すれば良いですか?
初回のヒアリングでは、まず予算と内装のコンセプト・テーマなどをご用意ください。
また、具体的な内容が多いほど、見積もりの内容も正確になります。
そのため、お持ちの方は事業計画書や、既存平面図といった物件の情報、希望しているスケジュールなども併せてご用意ください。
「予算がどの程度が適切かわからない…」、「何をコンセプトやテーマにすれば良いか思いつかない…」という場合は、具体化するために内装業者に相談するのも手です。
小さな美容室でも対応してもらえますか?
TOMITA株式会社は、工事費の大小は問わず、小さな工事でも受け付けています。
実際に、規模が小さな工事も、店舗数が多い工事でも対応したことがあります。
内装工事に関してはさまざまなノウハウがあるため、予算内で希望に沿えるように、最善を尽くします、ぜひお気軽にご相談ください。
美容院の開業時や開業後の、サポートやフォローはありますか?
TOMITA株式会社は、「お客さまのご希望に寄り添い並走して共に創り上げること」を理念として掲げています。
上述の通り不動産事業部があるため、美容室の開業時や移転時には、物件の提案といったサポートができます。
設計から施工までを請け負える設計施工会社として、スタートからゴールまで一貫して寄り添える姿勢も強みです。
お引き渡し後1年以内に施工不良による不具合が発生した場合は無償で対応するといったフォローもありますので、安心してご依頼ください。
依頼や工事の流れについて教えてください
まずは、お問い合わせ用のフォームや、電話にて直接お問い合わせください。
初回のヒアリングと物件の現地調査をおこなった後、各種資料や概算見積もりなどをご用意し、約2週間で初回提案に進むことが可能です。
初回提案の内容に納得し、工事契約を結んで頂ければ、着工へ向けて各種図面・資料の作成へと進みます。
諸々の確認が終われば着工し、工事完了後に引き渡しというのが大まかな流れです。
工事期間は、居抜き物件なら2週間から1ヶ月程度、スケルトン物件であれば1~2ヶ月程度が目安となります。
TOMITA株式会社のお引き渡しまでの流れについて、より詳しくは、こちらからご確認ください。
名古屋市で美容室の内装にお悩みの方は、TOMITA株式会社にご相談ください
この記事では、美容室の内装工事にかかる費用の相場や、内装工事をすべきタイミング、内装工事をおこなうメリット、内装業者の選び方など、詳しくご紹介しました。
美容室の内装にかかる費用は、坪単価40万円が平均値であることから、400~800万円を目安として考えることができます。
また、理想の内装を実現するためには、実績やサポート体制など、詳しく確認してから内装業者に依頼することが大切です。
TOMITA株式会社は、名古屋市を拠点に、美容室やクリニック、飲食店やオフィスなど、さまざまな内装を手掛けています。
ワンストップでサポートできること、美容室を手掛けた実績が豊富であることなど、さまざまな強みがあります。
些細なことからでも構いませんので、美容室の内装にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。